症例③長引く腰痛

渋谷区広尾 広尾FIELD鍼灸整骨院

院長の戸塚です。

今回は、症例報告をします。

■30代女性 会社員

デスクワークの日もあるが、荷物を運んだり、出張もあり、生活は不規則で夜も遅いことが多い。

症状および経緯

20228月に数日間、仕事で重い荷物を持ったり、中腰姿勢が続き腰を痛めた。それ以前は腰に一切不安はなかった。

近隣の整形外科を受診、レントゲンやMRIでは異常なし。リハビリを勧められ月に2回ペースで通院。マッサージにも通ったが痛みは残り、仕事にも支障がある。2023年になっても症状が変わらず、20232月末に当院を受診。

術前検査

DTG(ダーモサーモグラフィー)

・鏡検査

・各関節可動域の左右差

・筋持久力テスト

左右の肩の高さが明らかに違い、右肩の巻きが強い。

筋持久力も非常に弱く保持ができない。

体前屈、後屈時に腰の痛みあり。

施術

腰は一切触らず、顔周辺を数分の施術で終了。

術後検査

術前検査と同じ検査をし、術前との変化を確認。

肩の高さも揃い、全ての検査で改善がみられた。

本人の自覚症状

体前屈、後屈時の痛みがほとんど消失。

立ち易くなり、脚も軽くなったとのこと。

長引く腰痛の原因は腰ではないことを説明すると、大変納得されていた様子。

施術計画を説明し、1週間後に2回目の施術を予定。

初回の施術で痛みはほとんどなく、ビックリされていた。

長引く腰痛を改善させるには、発想の転換が必要です。腰や腰周辺(腹筋や体幹など)にアプローチしても良くならない場合、別の場所に原因があるかもしれないのです。

最後までお読み頂きありがとうございました😊