坐骨神経痛は神経の圧迫ではない⁉️

渋谷区広尾

広尾FIELD鍼灸整骨院

院長の戸塚です。

ブログをご覧頂きありがとうございます!

当院には、坐骨神経痛でお悩みの方が多くいらっしゃいます。

痛みや痺れの程度は、日常生活に支障はないが気になるという方から、痛みが酷く歩くのも辛いという方まで、さまざまです。

坐骨神経痛は病名でなく症状ですので、レントゲンやMRIの画像診断で、ヘルニアや脊柱管狭窄症と診断されたりしますが、興味深いのは画像の悪さと症状は必ずしも一致しないということです。

つまり、症状は酷いのに画像上ではそれ程問題のない人や、ヘルニアがあっても神経を圧迫する程ではなかったり、逆に画像上はかなり悪い(ヘルニアの程度や椎体の変形や椎間板の狭小化など)のに、症状は軽かったり無症状だったりすることも。

画像上問題はないが、症状からすると坐骨神経痛なので、軽いヘルニアや脊柱管狭窄症の疑い、と診断?がつくこともあります。

坐骨神経痛というと、神経の圧迫だったり、神経が触れて痛みや痺れが出ると言われていますが、それは間違っている可能性があります。

神経痛という名前から、神経に何らかの問題が生じていると考えてしまいがちですが、実は痛みや痺れは神経圧迫で起きているのではありません。

神経はそもそも圧迫には強いのです!!

もし、神経圧迫でないとするのならいったい何が原因で、痛みや痺れが起きるのでしょうか?

正座を例に例えましょう。

普段正座をしない人が正座をすると最初は膝周りが痛いはずです、そのまま正座を続けていると痺れが起き、最後は感覚がなくなり(麻痺)ます。

これは、神経圧迫ではなく血管の圧迫による循環障害であることがわかります。

そう、坐骨神経痛は神経の圧迫ではなく血管の圧迫または血行不良によって起こるのです。

坐骨神経痛のある方は、腰痛以外にも首凝りや肩凝りがあったり、頭痛やめまい耳鳴りがあったり、手指がこわばったり、便秘や下痢があったり、します。

では、血管の圧迫や血行不良は何故起こるのでしょうか?

このことを理解することが、坐骨神経痛を治すきっかけになります。

ヘルニアや脊柱管狭窄症があっても坐骨神経痛は改善させることが可能です。

最後までお読み頂きありがとうございます😊