渋谷区広尾
広尾FIELD鍼灸整骨院
院長の戸塚です。
そもそもなぜ肩や首が凝るのでしょうか❓❓
①は、「頭は重い」でした。
今回は、
②屈筋と伸筋
です。
屈筋と伸筋、一般の方にはあまり聞き慣れない用語かもしれません。
屈筋とは曲げる筋肉、伸筋とは伸ばす筋肉、です。
皆さんもご存知の上腕二頭筋は肘を曲げるので屈筋です。
上腕二頭筋の裏側にあるのが上腕三頭筋で、肘を伸ばすので伸筋になります。
これを首に当てはめると、首の前側(屈筋)には胸鎖乳突筋や斜角筋などがあり、後ろ側(伸筋)には僧帽筋や頭板状筋などがあります。
この僧帽筋が、肩凝りの筋肉と言われています。
ほとんどの人が首の後ろ側や肩の後ろ側が凝っていると感じるのはこの僧帽筋が固まるからなんです。
ではなぜ伸筋である僧帽筋だけに凝りを感じるのでしょうか?
PCやスマホを見るときは、頭が前に傾きます。
このとき、首の前側の屈筋が頭を引っ張っている状態です。
これに対して、首の後ろ側の伸筋は頭が前に倒れていかないように必死に支えています。
屈筋に対して伸筋を、伸筋に対して屈筋を拮抗筋と言いますが、頭を傾ける屈筋を拮抗的に支えているのが、伸筋である僧帽筋だったり、その深層にある頭板状筋です。
引っ張っている側(屈筋)と、引っ張られている側(伸筋)、どちらがしんどいかわかりますよね。
次回は、「屈筋と伸筋のバランス」について。
最後までお読み頂きありがとうございます🙇♂️